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☀時々☁(日照時間558分) 北海道東部では、爆弾低気圧のためにもの凄い暴風雪で大変な被害だったようです。一日の積雪量が70センチ!? 4月にですよ、いくら北海道でもまったく異常な天候です。この先、地球の気候はどこまで激しくなるのでしょう。本当に心配になります。
太平洋側が荒れれば、日本海側はその逆。風はまだ少し冷たいのですが一日中晴れで、自転車で20分も走ればジワッと汗ばんでくるほど暖かった一日でした。 ![]() そう、ご存知の方も多いと思いますが、江戸時代の旅行家で博物学者の菅江真澄翁です。県立博物館には、菅江真澄に関する多くの資料や記録が集められ、展示されている菅江真澄資料センターがあるのです。 菅江真澄は三河の生まれですが1810年頃から秋田に住み、その当時の秋田藩全体の人々の暮らし、民族習慣や風土や宗教などについての数多くの記録を残した、文化人類学者のような人。つまり、秋田の博物館にとってはまさにシンボル的存在なのです。 ミュージアムグッズなんて滅多に買わないんですが、ここの博物館、何年か前から入館が無料。タダで見られるとなれば、ショップで何か買おうかという気持ちにもなりますよね。 そこで、博物館の“ゆるキャラ”になってしまった菅江真澄翁の人形土鈴を買ったという次第です。 そう言えば、時々ポタリングコースにしている道筋からちょっと入った小路の奥に、菅江真澄のお墓があるというのを読んだことがあったなぁと思い出し、これも何かの因縁、今日ちょっと寄ってみました。 ![]() 文政12年(1829年)に亡くなっていますから、没後179年。このお墓はその3年後に建てられたそうで、お墓も建立176年。今度くる時は、お花の一つでももってこよう。ところで、秋田県内至る所を巡った菅江真澄翁、至る所に彼の足跡が残されています。私も、今年は温泉巡りだけでなく、県内隅々まで彼の足跡を探して秋田を改めて見直したい。で、ついでに温泉に・・・(やっぱり、温泉かい)。 ということで、今日はお酒の紹介はありませんが、夕方になって由利正宗の「雪の茅舍・愛山 無濾過生」が入荷してきました。旨そうですよ〜。 そのご紹介は、明日のココロだぁ〜(by 小沢昭一)。 #
by nbhkkry20
| 2008-04-02 23:02
| 秋田のいろいろ
![]() 秋田も最高8.5℃で暖かくはなかったのですが、日中はほとんど晴れて、まぁ、普通の北国の春先という一日。冷たい北寄りの風が強く、その分、空はスキッとして、まだまだ雪を冠っている太平山は稜線をクキッとみせていました。 ![]() ビールはアサヒドライとエビスだけ、発泡酒や缶チューハイ系の飲み物は一切なし。ワインは、お手頃価格のものを30〜40種類で、冷蔵ケースや棚に並ぶだけの決まった本数。焼酎だって、甲類はペット容器入はなく、乙類が最近になって少し種類を増やした程度。食品に至っては、ショッツルと蜂蜜と稲庭饂飩、それに自動販売機用の缶ジュースが少しということで、在庫のほとんどが日本酒なのです・・・こんな、恥ずかしいような商品構成で、よく酒屋をやってられるよなぁ、とつくづく思います。 けれでも、それもこれも、皆々様が一年を通して酒屋まるひこのお酒をお飲み下さっているからこそ、こうして商いを続けることができるのです。ホントに、秋田の酒をよく飲んで下さいます。有り難く、感謝の気持ちでいっぱい・・・そんなことを思いながら、有限会社酒屋まるひこの平成19年度第45期の大棚卸しが、つい先ほど終わりました。 たぶん、今期も夫婦二人が何とか食べてゆける程度の決算だったと思います。そんな二人で、来期も皆様に美味し〜〜い秋田のお酒を一生懸命にご紹介してゆきますので、何卒、宜しくお願い申し上げます。 #
by nbhkkry20
| 2008-03-31 23:26
| 秋田のいろいろ
☁時々☀(日照時間166分) 降るのか晴れるのかはっきりしない天気、暖かいのか寒いのかシャキッとしない気温。そんなボヤンとした日曜日、富士登山をしに大潟村まで出かけました。
「大潟村」、ご存知の通り日本で二番目に大きかった八郎潟を干拓してできた村。どこの道路も、向こうが見えないくらい真っすぐです。あと半月もすれば、この道路の両側の桜と菜の花が同時に満開となるはず。ピンクとイエローの絨毯・・・そりゃぁ見事ですよ。 ↑の真っすぐ道路で大潟村役場に向かう途中に、ニッポンイチの「大潟富士」があるのです。 山容はなだらかで、青空にすっくとそびえ立っています。 登山ルートは二つ。でも、勇気のある子供たちは、ルートを外して冒険登山をするらしいのです。不思議と、遭難事故は起きてないということです。 頂上には、登山者が道を迷わぬように親切な標識。イタズラ書きもなければ、壊されたような後もありません。さすがに「富士」、マナーの良い登山者ばかりです。![]() ![]() 麓には、登頂記念の記帳所が設けられています。 登山者は、宮城、青森など東北はもとより、長野や大阪、遠くは福岡県から『わざわざ』お出での方もいらっしゃいました。いやぁ〜、大潟富士の人気のほどが分かりますねぇ。 そして、山裾には土筆も顔を出し、少しずつ春らしくなってきていました。さぁ、皆さんも大潟富士に登りがてら、秋田の春を訪ねる旅でもいかがでしょうか。お待ちしておりますよ。 #
by nbhkkry20
| 2008-03-30 19:02
| 秋田のいろいろ
![]() 自転車は、写真↑の左から右へ、つまり向かい風で走って来たのですが、ギヤを2、3段落としてもスピードがあがらなくて、かかった時間はいつもの倍近く。着いた時には、少しヘロヘロでした。それに、気温は5℃以下で寒〜い・・・若ぶって、ズボン下を脱ぐのがちょっと早かったかなぁ、と反省でした。 ![]() 強い風と波で接岸作業は難しいのでしょうか? 右を押っつけたり左に回ったり、コチョコチョ、コチョコチョ(遠くからは、そう見えたんですよ)と忙しく動き回っていました。 さて、お待たせしました。能代市の『喜久水・田身の酒 無濾過生』が、昨年よりも一週間ほど遅れてようやく入荷して参りました。 いわゆる、“知る人ぞ知る”美味しいお酒ですが、何故か、秋田市内では当店しか扱っていない、『田身の酒』と同レベルの「喜三郎の酒」よりは一味も二味も上をゆく純米吟醸です。 ![]() そして、この『田身の酒』は、喜三郎の酒とは精米率と価格が同じ、後は杜氏さんが最も造ってみたい仕込配合で造る、というオリジナリティ豊かな純米吟醸なのです。 華吹雪だけの年もあれば美山錦だけの年もありました。でも、最近は「山田錦と華吹雪」という組合わせが続いています。但し、一般的な麹・山田で掛・華吹雪という組合わせではありません。 お酒の香味の基礎を形作る「酒毋」を全て山田錦で造り、「掛」の部分は全てを華吹雪で造る。つまり、酒毋を造る時の麹から掛米まで全てが山田錦。酒毋以外は、掛に関する麹や掛米は全て華吹雪、という複雑な組合わせなのです。 そして、酵母は初挑戦の「1501号と901号の混合酵母」。言い換えれば「秋田流花酵母(AK-1)と熊本9号酵母の混合酵母」で仕込み、日本酒度-1.0、酸度1.7、アミノ酸度0.9、アルコール16.5度というお酒に仕上げています。・・・さて、二つの米と混合酵母でどんな相乗効果を見せてくれたのでしょう? 基本的には喜三郎の酒同様に軽快な香味ですが、独特の酸味や微かな苦味がプラスされて味わいを深くし、熱狂的な喜久水ファンはもとより、酒飲みのプロといわれる方々をも唸らせる出来映え・・・だと思います。 「無濾過生」の当店入荷は、1.8入、720入ともに24本。生酒終売後は、皆様ご存知の「トンネル貯蔵」をした一回火入れ瓶囲い酒をお楽しみ戴けます。 是非、お早めにお求め下さるようお願い申し上げます。 ・1.8入 4,200円 ・720入 2,205円 #
by nbhkkry20
| 2008-03-29 19:58
☁後☂後☀(日照時間292分) 一日いっぱい雨模様という予報が見事に外れて昼頃からは快晴でしたが、10℃を超えず肌寒い一日でした。点検に出す車を自動車販売店に置いての帰り道、お寺のブロック塀から三椏の花が顔をのぞかせていました。ほら、奥に見える枝が三つ又に分かれているでしょう。面白い咲き方をしますねぇ。 路地の雪も消え、生え始めた雑草に目立つのがビールやコーヒーの空き缶。“どんなビールを飲んでいるのかな?”とマジで目を凝らすのも、酒屋の悲しい習性ですね。ところが、捨てられていた30本ほどのほとんどが発泡酒やその類いの缶。真っ当なビールは、なんと2本しかなかったのです。 どうせ酔えば同じ、不景気で懐が淋しいんだよねぇ。それに、夜は真っ暗で誰も見てねぇから空はポイ。発泡酒やその類いを飲む人達に限って、マナーが悪いんだろうか? ・・・そんなこと考える前に、ゴミは拾え! ハイ、今度通った時はそうしま〜す! さて、刈穂から新酒生酒が入荷してきました。『刈穂・山廃純米生原酒』です。 ![]() ところで、“12号酵母”でグーグル検索を、出来る方はしてみて下さい。トップで出てきたのが「ストロベリーの香り! 12号酵母発祥の蔵・浦霞・・・」でしたけど、エッ! 12号酵母って、ストロベリーのような香りなんですか? この『刈穂・山廃純米生原酒』は、ストロベリーのようなフルーティな香りは一切ありませんよ。その代わり、山廃酒毋からくる乳酸の香り・・・いつかどこかで味わったような、例えばおっぱいのような(最近味わったことは、あるはずもなし)です。 そして、その乳酸主体で構成された総酸度が2.5というのですから、他にはめったにない、香りではなく「酸」を主軸にして味を組み立てているお酒です。 で、美味しいの? 「これが、旨いんです」。で、どう旨いの? 「お刺身やおひたしといった淡白な料理から、鍋物、焼き物、揚げ物、和食ならなんでもござれ。ガッコや、納豆料理や酢の物といった、お酒と合わせるには難しいというお料理にまで合う、不思議な美味しさを発揮する」、つまり「口先で味わって吐き出すような利き酒酒ではなく、あくまでも料理と一緒に飲めば、心底旨い」お酒なのです。 ただ、飲む時の温度が微妙に味に影響します。生原酒ですから、保存は冷蔵庫が最適。しかし、料理によっては、常温はもちろん、生酒とはいえお燗しても良し・・・それほど、この『刈穂・山廃純米生原酒』は、接し方によって色んな顔を見せてくれ、色んな楽しみ方をさせてくれるはず。当店の扱いは1.8入のみです。ですが、一升だからこそ、色んな飲み方、色んな料理との相性を「遊ぶ」のは如何でしょう。 『刈穂・山廃純米生原酒』は、生酒以外は火入れをして冷蔵貯蔵をされ、秋には「刈穂・ひやおろし」として出荷される予定のお酒です。そのため、生原酒の出荷は僅か。当店入荷も12本限定です。 是非、お早めにご注文下さいますようお願い申し上げます。 1.8入のみ 2,660円 #
by nbhkkry20
| 2008-03-27 23:03
| 刈穂
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